こんにちは。タンボーです。
今回は東伊豆のランドマークでもある、有名な大室山について紹介します。
大室山について
大室山(国指定天然記念物)は今から約4000~5000年前の噴火によってできた、スコリア丘と言われる火山です。
スコリアとは火山噴出物の一種で、園芸資材としても使われています。
大室山は比較的新しい火山であるため、プリンのような美しい形を保持しています。
赤い岩が大室山のスコリアです。ねばりけの少ない溶岩です。
こうしたスコリアが積み重なっていくことによって、大室山が出来上がりました。
そう考えてみると、火山の噴火、すさまじいですね。
大室山の山頂(標高580m)からは雄大な景色や大きな火口を見ることができます。
また山頂からは、伊豆高原を見渡すこともできます。
これらの広大な土地は大室山から流れ出た溶岩によって埋め立てられ、今では別荘地になっています。
こちらは大室山のふもとの、さくらの里公園にあるスコリアラフト(市指定天然記念物)です。
「ラフト」とは英語で「筏」の意味で、大きなスコリアの塊が、大室山の溶岩流によってここまで運ばれたそうです。
とても大きな溶岩でした!
こちらは山頂にある浅間神社。
アクセス・インフォメーション
大室山は国指定の天然記念物であるため、登山をすることは禁止されています。
山頂へはリフトでしか行くことができません。
リフトは天候状況によって運航が決まるので、事前に確認をしてから向かいましょう。
大室山のホームページはこちら
住所 | 静岡県伊東市富戸1317-5 |
営業時間 | 3月~9月 9時~17時 10~2月 9時~16時 |
リフト料金 | 大人往復(中学生以上) 1000円 子供往復(小学生) 500円 |
駐車場 | あり |